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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年05月12日

【インタビュー】DMMが『ダンジョンストライカー』の運営を発表…『ドラゴンネスト』チームの新作

DMMゲームズは、新作オンラインアクションRPG『ダンジョンストライカー』のサービスを2015年秋より開始すると発表しました。本作は『ドラゴンネスト』を手がけた韓国・Eyedentity Gamesの新作で、かつてはNHN Japan(現NHN PlayArt)との日本国内独占提供契約が締結されていたものの、その後長い沈黙期間に入っていました。さらに韓国では一度サービスが終了するなど、紆余曲折のあったタイトルであり、その行く末が気になっていた人も多いかと思います。

今回、『ダンジョンストライカー』のエグゼクティブプロデューサーを務める岩下雅臣氏にインタビューを敢行し、なぜDMMゲームズでサービスを行うことになったのか、どんな魅力があるのか、そしてどのように日本で展開していくのかを聞いてきました。



◆『ダンジョンストライカー』はシンプルな操作で楽しめるハック&スラッシュ

――本日はよろしくお願いします。まず『ダンジョンストライカー』がどのような作品なのか、改めて教えてください。

岩下氏:よろしくお願いします。『ダンジョンストライカー』は、ハンゲームさんが運営している『ドラゴンネスト』の開発元である、韓国のEyedentity Gamesによる新作となります。タイトル自体は数年前に韓国で発表されていましたので、知っている方も多いかと思います。また、一度は日本でのサービスを行うというアナウンスもされていましたが、いろいろな事情で延期を繰り返していました。韓国でも一度はサービスが終了してしまうなど、紆余曲折がありましたが、今回ようやくDMMゲームズで配信することが決定しました。
――韓国だと、一度はサービス終了になり、そこからまた再始動してとかなりの紆余曲折があったタイトルです。また日本でも、NHN Japanが日本国内独占提供契約を結んでいました。一体どのような経緯で、DMMゲームズが日本でサービスをすることになったのでしょう?

岩下氏:私がこのタイトルを知ったのは2012年に開催された韓国のゲームショウ「G-STAR」でした。そこから2年近くが経ち、DMM.comに転職すると、時を同じくして「NHNが『ダンジョンストライカー』を手放した」という話を耳にして、弊社でサービスできる可能性を模索し始めました。そして偶然にもEyedentity Gamesさんに知り合いがいまして、その繋がりで紹介してもらったのです。

実際にこの話を進め始めたのは昨年の夏頃で、そこから徐々にEyedentity Gamesさんとの関係を深めていって、本格的に道筋が決まったのは今年の3月に入ってからなんです。それ以前は、Eyedentity Gamesさんが中国展開のロンチに注力することになっていたので、最近まではじっくりと準備をしていた格好です。

――具体的に、『ダンジョンストライカー』のどこに魅力を感じていたのですか?

岩下氏:本作はいわゆるハック&スラッシュのMORPGがベースとなっていて、シンプルなアクションが特徴です。当時触った時から印象は良かったんです。ゲームとしての質は凄く良いので、プロモーション展開のやり方を間違わなければ確実にヒットすると思っていました。また、1つのクエストは早ければ4、5分で終わるので、その手軽さも日本のユーザーさんに合うと考えていました。

韓国では何年も前から存在していた作品なので、熱心なオンラインゲームユーザーの方であれば、基本的な情報をすでに知っているかもしれません。しかし、日本でのパブリッシングに当たり、日本独自のコンテンツの導入など、大きな改修をしたうえで上陸するプランになっています。
――一言でハック&スラッシュといっても、現在はさまざまな作品が世に送り出されていますよね。そういった作品と、どのように差別化を図っていくのでしょうか。

岩下氏:ハック&スラッシュというと『Diablo』シリーズなど、難易度の高い硬派なイメージが根強いかと思います。しかし本作に関しては、光の勢力と闇の勢力が戦うという王道のストーリーを軸に、ライトユーザーの方でも遊べるバランスになっています。ストーリーの中にはさまざまなNPCが登場し、それぞれが独自のイベントを持っています。それらをクリアしていくと、1本の大きな物語が出来上がるという仕組みです。もちろんオンラインゲームなのでストーリーに終わりはなく、メインのクエストをすべてクリアしたとしても、ユーザーさんが思い思いに遊べるようになっています。

特にNPCはそれぞれがしっかりとしたバックストーリーを持っているので、他のハック&スラッシュ系の作品をプレイした人にとっても、新鮮な気持ちで楽しめると思います。また、プレイヤーさんには一緒に戦ってくれる傭兵が存在し、そちらにもバックボーンとなるストーリーが設定されているんです。先のストーリーを知りたいがためにキャラクターを育成するという、RPGが本来持つサイクルになっているので、飽きることもないかと。

――ストーリーや世界観にかなり力が入っているのですね。

岩下氏:ええ。オンラインゲームのストーリーというと、ウインドウの中に細かいテキストが流れてくるだけというイメージがありますが、本作に関してはキャラクターの立ち絵も用意し、日本のコンソールゲームに近い形でイベントが進行します。

また、プレイヤーのベースキャンプとなる「ルミナシティ」という大きな街や、その周辺にある基地は青空が広がり、時にはピエロがいたり風船が飛んでいたりと明るいイメージになっています。そういった雰囲気作りも、硬派な作品との差別化に繋がっているかもしれませんね。

――ライトユーザーの目線になると、まだまだハック&スラッシュというジャンルはメジャーではありませんが、本作に関しては誰でも楽しめる設計になっていそうですね。

岩下氏:遊んでみたいジャンルではあっても、気軽に手を付けられるタイトルが存在しないというのがこれまででした。そういったところで、『ダンジョンストライカー』の可愛らしいグラフィックとストーリーは注目していただけるかと思います。

グラフィックに関しては、キャラクターはもちろんのこと、モンスターや背景のクオリティも高く、このあたりからもEyedentity Gamesさんの本気度を感じ取れると思います。2.5等身の『ダンジョンストライカー』は、キャラクターごとに体型を変える必要がないため、効率よくクオリティの高いビジュアルを量産できているそうです。PSO2 RMT
  


Posted by うぃっち  at 18:08Comments(0)ゲーム