2017年11月12日

Take-Two、今後のタイトルで「課金要素」を重要視―「成長の余地がある」

Take-Two Interactive CEOの、Strauss Zelnick氏は先日行われた同社の収支報告中、今後のタイトルで「課金要素」を重視していく予定であることを発表しています。

海外メディアGamasutraにて報じられているZelnick氏のコメントによれば、今後Take-Twoは、発売する全タイトルでユーザーに再課金させることを目指しているとのこと。オンラインモデルでも仮想通貨モデルでもないかもしれない、としつつも、(再課金には)リリース後も継続的に利益を生める能力があるという旨をコメントしました。

また、「これは私たちのビジネスにおける大転換です。消費者の再課金は、今四半期の売上高の42%であり、我々を変革しています」とコメント。Gamasutraは、『GTAオンライン』や『NBA 2K17』などで導入されている「マイクロトランザクション要素」が現時点の同社の利益における大きな部分を占めており、それが同社の新たな方針に繋がっていることを説明しています。

さらに、Zelnick氏は、堅牢な体験や世界を創造することで、ユーザーは継続してゲームへと戻ってくるとし、そこにマネタイズの機会があるという旨を発言。「成長の余地はたくさんあり、これはほんの始まりに過ぎない」としました。

過去、いわゆる“ガチャ”や“課金要素”の有無は国内ゲームと海外産ゲームとの対比で、象徴的に多く使われているほどでした。しかしながら、昨今、多くのAAA海外タイトルで“課金要素”を導入する動きが増えてきたことは、また大きなゲーム業界の変化の兆しを表しているのかも知れません。




同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 【読者プレゼント】スタイリッシュリズムゲーム『Aaero』Steam版を5名様に (2018-01-22 12:16)
 『モンハンワールド』ベータテストの詳細情報が発表! (2017-12-11 17:00)
 新作スケボーゲーム『Session』のKickstarterが開始!―PC/Xbox Oneでのリリースを予定 (2017-12-05 14:05)
 性差別を討論する「GamerGate」イベントに6回にわたる爆弾テロ予告―75名が一時避難 (2017-11-07 15:03)
 「戦艦大和VR復元計画」第二期スタート!クオリティ向上を行いつつ“戦艦武蔵”のVR復元も目指す (2017-10-31 11:34)
 『ストII』全国大会&『ウルIV』大学対抗戦が開催決定―強者を募集中! (2017-10-23 12:10)

Posted by うぃっち  at 16:29 │Comments(0)ゲーム
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。